アクロスソリューションが給料未払いで破産?社長が夜逃げの噂も!

人材派遣会社のアクロスソリューションが倒産しそうだと、話題になっています。

法的にはまだ倒産していませんが、倒産手続きが進行中だとか。

どうしてこんなことになってしまったのか、原因を調査しました。

テーマは「アクロスソリューションが給料未払いで破産?社長が夜逃げの噂も!」です。

こちらの記事で分かること

  • アクロスソリューションが給料未払いで破産?社長が夜逃げの噂も!
  • アクロスソリューションの給料未払いはどうなる?

ぜひ、最後までご覧になってください。

目次

アクロスソリューションが給料未払いで破産?社長が夜逃げの噂も!

Yahoo!知恵袋にこのような質問がありました。

(質問)

株式会社アクロスソリューションは倒産したのですか?

(回答)

法的にはまだ倒産はしていませんが、倒産の手続きは進んでいます
正式に、会社代表の横領の為と給与の未払いの原因
それ故の、国の賃金未払い立替え制度に申し込みをしていることを社員にメールで通達しているため
事実上の倒産と言えます。

引用元:Yahoo!知恵袋

こちらの回答を踏まえるとアクロスソリューションの現状としては、以下のことがあげられます。

アクロスソリューションの現状

  • 倒産の手続きを始めている
  • 倒産原因は代表の横領と給料未払い
  • 国の賃金未払い建て替え制度に申し込みをしている

真偽の程は分かりませんが、SNSには社長が資金を持って海外に逃亡したという投稿がありました。

ニュースやネットでは情報が見つからなかったので、信憑性はありません。

ですがSNSでは派遣登録していると思われる方の投稿が複数ありました。

少なくとも給料未払いに関しては、本当のようですね。

払われていない給料は、保証されるのでしょうか。

次の記事で国の賃金未払い立替え制度についてご紹介します。

アクロスソリューションの給料未払いはどうなる?

会社の倒産により給料が未払いとなっている労働者に対する制度が、未払い賃金立替制度です。

未払い賃金立替制度とは

  • 未払いの賃金の一部を政府が立て替える
  • 受け取るには要件を満たす必要がある
  • 未払いの賃金の請求は期間内に
  • 全ての未払い賃金が支払われるわけではない
  • 「法律上・事実上」の倒産では、請求手続きが異なる

未払いの賃金の一部を政府が立て替える

未払い賃金の立て替え制度は、労働者とその家族の生活の安定を図る国のセーフティーネットです。

法律に基づいて賃金の一部を、政府が事業主に代わって立て替える制度となっています。

受け取るには要件を満たす必要がある

未払い賃金立替制度を利用するには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 労災保険の適用事業で1年以上事業活動を行っていた事業主に雇用されていた
  • 法律上・事実上の倒産から6ヶ月前の日から2年の間に企業を退職した
  • 破産管財人の証明または労基純監督署長の確認を受けた

未払いの賃金の請求は期間内に

未払い賃金の立て替え請求ができる期間には、限りがあります。

法律上の倒産の場合は、裁判所の破産手続きの開始決定または命令日の翌日から2年以内です。

事実上の倒産の場合は、労働基準監督署長が倒産の認定をした日の翌日から2年以内となっています。

全ての未払い賃金が支払われるわけではない

未払い賃金の立て替え請求をしても、全ての未払い賃金が支払われるわけではありません

立て替えの対象となる未払い金総額には、退職日の年齢による限度額があります。

退職した年齢 未払い賃金総額の限度額 立て替え上限額
45歳以上 370万円 296万円
30歳以上45歳未満 220万円 176万円
30歳未満 110万円 88万円

例えば48歳で退職し、未払い賃金が470万円あったとします。

この場合45歳以上の限度額である370万円を超えているので、立て替えられるのは上限額の296万円です。

全額支払われないのは残念ですが、法律で定められているので仕方がないといえます。

「法律上・事実上」の倒産では、請求手続きが異なる

倒産には「法律上」と「事実上」の2種類があります。

法律上と事実上の倒産の違い

  • 法律上の倒産

破産法や民事再生法などの法律に基づいて倒産手続きを行う

  • 事実上の倒産

法的手続きを取っていないが、経営が行き詰まっている状態

今回のアクロスソリューションについては、どちらなのかはっきりとは分かりません。

倒産の手続きが行われているのであれば、法律上の倒産となります。

ですが代表が資金を持ち逃げしているというのが事実であれば、事実上の倒産となるかもしれません。

どちらかになるかで、立て替え請求の手続きの仕方が変わってきます。

未払い賃金請求の手続きの違い

  • 法律上の倒産の場合

倒産の区分(破産・民事再生など)に応じた証明者に対して、証明を申請する

「立替払請求書」「退職所得の受給に関する申請書・退職所得申告書」に必要事項を記入

証明書と切り離さずに機構に送付

  • 事実上の倒産の場合

労働基準監督署長から認定通知書が交付されたら、申告を行う

確認通知書が交付される

「立替払請求書」「退職所得の受給に関する申請書・退職所得申告書」に必要事項を記入

証明書と切り離さずに機構に送付

まとめ

アクロスソリューションが給料未払いで破産?社長が夜逃げの噂も!」についてご紹介しました。

アクロスソリューションは現時点ではまだ倒産していませんが、手続きが進行中のようです。

原因としては代表の横領のようですね。

給料が支払われていないとの投稿もあったので、今後が心配です。

未払い賃金の立て替え請求ができるようになったら、できるだけ早く申告することをおすすめします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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